本場の中東、アラブ諸国でのベリーダンスとベリーダンサー
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ベリーダンスは、中東やアラブ諸国のダンスとして有名ですが、さらに、女性が踊るイメージがる踊りです。ここで気になったのが、中東などのアラブ諸国では成人した女性の多くは黒いベールをかぶり、頭を全て多い、顔も見られないようにしており、さらに、真夏の暑い時期であっても、長袖、長ズボンといったような服装で肌を人に見せないような服装をしています。
このような風習があるのは、イスラム社会である中東やアラブ諸国では当たり前のことではないかと思いますが、ベリーダンスについては、このような女性の服装とは逆行するほど、露出度の高い洋服を着る事になるので、ベリーダンスを踊るベリーダンサーは、特別な存在と言う事になるのだと思います。
ベリーダンサーの中でも特に一流クラスにまでなってくるとベリーダンスを踊ると言ったことを行うだけではなく歌を歌ったり、女優までこなすようなスター的なベリーダンサーも居るようです。この為、一流のベリーダンサーは、テレビはもちろんのこと、映画などにも出演するようになるようです。
エジプトでベリーダンスのトップダンサーにまでなっている人の場合には、専属のオーケストラが付いていたり、専属の歌手、または、裏方を専属で抱えているような一座を率いているような女座長的な存在になっているベリーダンサーもいるようです。
さすがに、ここまで大掛かりな事ができるトップのベリーダンサーになると、1回のステージで発生するギャラなどについても一般的なエジプト人の年収に相当するぐらいのギャラになるようです。エジプトも日本もトップレベルの人のギャラは凄いですね。
本来のベリーダンスと色々なベリーダンス
ベリーダンスは、本来は、女性が持っている優しさや生命力などを表現し、さらには、女性のその人自身の個性の輝きなどをダンサーの内面をにじみ出して出てくるものを表現するダンスであったようです。
ベリーダンスと言えば、どうしても肌の露出が多くなっているという事もあり、自分が踊るのはなかなか抵抗を感じている女性も多いのではないかと思いますが、最近では、ダイエットにベリーダンスを利用している人が増えてきていることもあり、日本でもベリーダンスが受け入れられてきているようです。
このように、日本で受け入れられてきているベリーダンスですが、現代のベリーダンスは、実は、いくつかの系統に分類することができるようです。具体的には、ベリーダンスは、トルコ系、エジプト系、トライバル、ニューエイジっといったような4つのベリーダンスに分類する事が出来るようです。
トルコ系のベリーダンスは、名前の通りトルコの色合いが強く、エジプト系は、エジプトの色合いが強いベリーダンスであるようです。また、トライバルについては、ジプシー系統のベリーダンスになりジプシーの民族舞踊の系統が入っており、また、衣装や化粧などについても普通のベリーダンスとは独特な感じになっているようです。
最後のニューエイジのベリーダンスについては、一番、現代的なベリーダンスになり、ニューエイジのベリーダンスは、アメリカナイズされている特長があります。このように、ひとえにベリーダンスといっても実は、色々な種類が存在しているようです。